初めて北京堂にお越しになる方へ
当院の治療の考え方
北京堂は、次の3つの理論を組み合わせて、「血が流れる体をつくること」を目的に治療を行っています。
- 筋肉と神経・血流の関係(木下理論)
- 筋膜の癒着や瘢痕への対応(小針刀理論)
- 滞った血を動かす考え方(刺絡抜缶)
痛み・しびれ・こり・動かしにくさの多くは、筋肉が硬くなり、血管や神経を圧迫してしまうことで起こると考えています。
1. 筋肉と血流を整える治療(基本の考え方)
筋肉は本来、やわらかく伸び縮みするものです。しかし、使いすぎ・同じ姿勢の継続・運動不足・冷えや疲労などが続くと、筋肉は縮んで硬くなります。
硬くなった筋肉は、神経を押して「痛み・しびれ」を出し、血管を押して「血の流れ」を悪くします。この悪循環を断ち切るために、北京堂では鍼(はり)で筋肉をゆるめ、血流を回復させる治療を行います。
血が流れ出すと、酸素や栄養が届き、痛みの原因となる物質が流れ去り、体は自然に回復し始めます。
2. 筋膜のくっつき・硬さに対する治療(必要な場合)
筋肉の表面には「筋膜(きんまく)」という膜があります。この筋膜がくっついてしまったり、硬い傷あと(しこり)のようになったりすると、筋肉はスムーズに動けなくなり、動かすたびに痛みが出ることがあります。
このような場合には、通常の鍼より少し刺激の強い鍼を使い、筋肉や筋膜の動きを邪魔している部分をゆるめ、血の巡りを取り戻す治療を行うことがあります。
※状態に応じて行う治療で、すべての方に行うわけではありません。
3. 血の滞りを取り除く治療(ごく限定的)
血の流れが極端に滞っている場合、体の表面から少量の血を出して流れを再開させる方法があります。渋滞している道路から事故車を取り除いて流れを良くするようなイメージです。
北京堂ではこの方法を多用することはありませんが、虫刺されなどでは即効性があるため、必要な場合のみ行います。
「冷やさない」「水を飲む」ことが大切な理由
冷えも、暑すぎも、血の流れを止めます。
- 冷えると→ 血管が縮み、血が流れにくくなります
- 暑すぎると→ 汗で水分が失われ、血がドロドロになります
そのため当院では、治療後に「体を冷やさないこと」「しっかり水分をとること」をお願いしています。
水分補給のポイント
- 甘い飲み物は控える
- スポーツドリンクよりも普通の水
- こまめに飲む
治療後のだるさ・眠気について
治療後に眠くなる・だるくなる・筋肉痛のような感じが出ることがあります。これは、今まで滞っていた血が動き出し、体が「回復モード」に入ったサインです。多くの場合、一時的な反応ですのでご安心ください。
北京堂が大切にしていること
北京堂の治療は、無理に押す・強くボキボキするようなものではありません。体が本来もっている回復力を、血の流れを整えることで引き出す。それが北京堂の治療です。
分からないこと、不安なことがあれば、どうぞ遠慮なくお聞きください。
